電車の時間待ちのために入った本屋で「b*p」という雑誌を見つけた、BE-PALの増刊らしい。BE-PALという雑誌はどうも余り好きになれないので出張中の暇つぶしなどめったなことでは買わないのだが、この雑誌は島旅や一人旅がテーマになっていたので思わず買ってみた。
夏フェスの特集なんかしてあって、なんでこんな記事載ってんのかなぁと思いつつも、結構面白かったので毎晩寝る前に読んだりしてます。
う~む、こういう雑誌を見てるとまた一人旅に出たくなりますね。
昔から旅に出かけると言うことに憧れが強かった私は中高生の頃は自転車、大学生~社会人4年目で結婚・子供が生まれるまで単車、社会人2年目から現在までカヤックで旅をしています。最近はカヤックでリバーツーリングに出る機会がすっかりなくなってしまいましたが・・・。
もう10年以上の前の学生時代には中古で買ったばかりのHONDAのVT250に乗って北海道に2度ほどキャンプツーリングに出かけました。免許取って単車買って間の無い頃でまともに走れもしないのに、それまでの総走行距離より北海道上陸後の初日の走行距離の方が多いと言う有様でした。北海道に対する憧れが大きく北海道に行くために取った免許だったのです、計2回ほど行きましたがともに一人でした。今記憶に残っているのは当時見た景色はもちろんのことですが、会った人たちとの思い出が大きいですね。複数で出かけると身内で固まってい行動も制約されますが一人では何をするにも制約が無く自由です。泊まるところはキャンプ場やライダーハウスと言うザコ寝の格安宿で似たような放浪者がたくさんいました。出会った人たちとの情報交換、意気投合してしばらく行動をともにしお互いの行きたい方向が違えばそこで別れることも度々でした。普段触れ合うことのできない職業、価値観を持った人たちと出会え本当に有意義だった、街にいるとなかなかできない経験です。ちなみに今乗っているカヤックは紀伊半島を単車でツーリング中にキャンプ場で知り合った方から影響を受けてなんとな始めたものです。
最近はチビが2人いるという環境のせいか一人旅など最大の贅沢ですがこういう雑誌を見ていると行きたくなってきます。カヤックで2,3泊のツーリングもいいしザックかついで18切符でのんびり行ってもいいし、単車はもう無いけどスーパーカブ買って行ってもいいし・・・。一人でボーっとしたり旅先でいろいろ人に会ったりする時間があればなぁ。と言っても時間が取れないので何か近場でいける良い場所でも探そうかな。

1994北海道ツーリング 霧多布にて
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